2019年1月号特 集 東京外かん整備の最前線 総括編集 臼田・横田 両委員 |
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グラビア | 東京外かん整備の最前線 | |
巻頭言 | インフラとしての外郭環状道路 | 大石 久和 |
総説 | 首都圏高速道路ネットワークと外環の意義 | 山本 悟司 |
総説 | 首都圏高速道路の料金体系の変化と交通の変化 | 渡邊 良一 |
●千葉県区間 | ||
各論 | 合意形成と計画上の工夫 | 森 勝利 |
各論 | 高速道路部(専用部)の構造 | 木曽 伸一 |
各論 | 今供用区間における千葉県の取組みと今後の展開 | 菰田 直典 |
●東京都区間 | ||
各論 | 東京外かく環状道路(関越~東名)の事業概要 | 柴田 芳雄・加藤 健治・杉井 淳一 |
各論 | 東京都区間外環国内最大のシールドトンネル工事 | 野笹 隆幸・安原 正幸・野坂 光弘 |
各論 | 東京外かく環状道路(関越~東名)の計画策定・実施に向けた取組み | 石倉 丈士・安原 正幸・栗原 和彦 |
各論 | 東京都のこれまでの取組と今後の展望 | 飯村 一実・周郷 友義 |
●既共用区間の整備効果と今後の延伸計画 | ||
各論 | 外環埼玉区間における維持管理の現状と課題 | 青澤 正樹 |
各論 | 東京外かく環状道路(東名高速~湾岸道路間)の計画の具体化に向けた検討状況 | 国土交通省関東地方整備局計画調整課 |
【報文(1)】千葉県区間 | ||
報文 | 現場専用コンクリート製造プラントと地下水対策工の施工実績-東京外環自動車道国分工事- | 安斎 光美・金崎 伸夫・加藤 勝之・佐藤 康彦 |
報文 | 東京外環自動車道市川中工事-周辺環境・多様な交差物件に配慮した設計・施工実績および品質・生産性向上の取組み- | 安斎 光美・奥本 現・安田 学・井上 直史 |
報文 | 大和田地区の開削工事・Hランプシールドの施工 | 小島 裕隆・藤江 康司・浦島 理・馬場崎宗之助 |
報文 | 田尻工事:ハーモニカ,シールド,重層躯体の施工 | 小島 裕隆・寺下 雅裕・奥村 卓也 |
報文 | 高谷ジャンクションにおける橋梁下部工の施工 | 金子 博・森山 信・纐纈 文博・伊庭 孝充 |
報文 | 京成本線交差部の施工-営業線駅直下での世界最大のR&C工法- | 安斎 光美・松崎 徹哉 |
報文 | JR総武本線交差部外環跨道橋の施工-ニューマチックケーソン+アンダーピニング工法- | 立川 宏志・亀山 貴弘・山本 淳・安斎 光美・松崎 徹哉 |
報文 | 都営新宿線交差部建設工事-フロンテジャッキ工法- | 小島 裕隆・漆山 明 |
【報文 | (2)東京都区間 | |
報文 | 東京都区間外環大泉本線工事-シールド機組立工事と掘削土砂搬送用ベルトコンベヤ工事- | 山岸 睦功 |
報文 | 支間長115m・重交通路線(目白通り)と大泉ICを横断する橋梁送出し架設 | 中村 雅範・永尾 隆平 |
報文 | 中央JCT下部工工事の現況 | 小村 俊夫・山本 永朗・原田 慎 |
報文 | ICTを活用した大規模地下ランプ築造工事 | 八木 純樹 |
報文 | 本線トンネル(北行)工事の現況-東名JCT発- | 木村 勉 |
報文 | トラックマネジメントシステムの導入-東名高速道路での事例- | 佐野 昌嗣 |
報文 | 女性の感性を生かした魅力的な現場づくりに向けて-東京外環プロジェクト・女性技術者の会の設立- | 宮本 星良 |
コラム | 千葉外かんの思い出 | 塩井 幸武 |
連載企画 | けんせつ小町便り 第37回 | 星野笑美子 |
連載 | 次世代へ伝えたい私の思い 第30回 不具合!窮しても考えよう,技術的解決策が何かある | 白砂 健 |
TOPIC | 地中連続壁協会・鋼製地中連続壁協会・地中壁施工協会共催 「地中連続壁工法」技術講習会を開催 | |
インフォメーション | 第4回地盤品質セミナー(2018年度) 宅地と地盤災害《地盤品質判定士に求められる専門的知見》開催のご案内/地盤品質判定士会 | |
TOPIC | 地優連が技術報告会を開催/一般社団法人地盤優良事業者連合会 | |
「基礎工」平成30年(2018年)既刊号総目次 | ||
読者アンケート |
〈編集趣旨〉
昭和41年に東京都西部に都市計画された東京都市計画道路都市高速道路外郭環状線は,約50年間の凍結後,平成29年2月に外径16mのシールドマシーンの発進を端緒として本格工事が開始された。
凍結解除に際しては,環境への配慮や激しい反対運動などにより,都市計画を高架式から大深度地下式に変更するなど,技術的に未知な領域での大きなチャレンジも求められるものとなった。
外環は,国土強靭化のみならず日本国が将来に亘って世界と競争し,勝ち抜いていくうえで必要不可欠なインフラであり,その早期の全線供用が大きく期待されている。
こうしたなかで,今年,既供用の埼玉県区間に続き,千葉県区間の供用がなされ,さらに東京都区間の大深度地下工事が開始されたため,この時期をとらえて読者諸兄の技術的な欲求を満たすべく外環整備の最前線を特集するものである。