2016年10月号特 集 鉄道・道路構造物のリニューアル－供用中の難工事－ 総括編集 荻野・松尾 両委員 |
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| 巻頭言 | 式年遷宮とＳｍａｒｔ Ｗｅｌｌｎｅｓｓと匠のわざ | 岸井 隆幸 |
| 総説 | 社会資本リニューアルの今後の展望 | 木村 定雄 |
| 各論 | 鉄道構造物の最近のリニューアル工事と課題 | 野焼 計史 |
| 各論 | 道路トンネルの改良と課題 | 砂金 伸治 |
| 報文 | 可部線廃止区間における旧抗土圧橋台の強化再利用 | 松尾 遼・前田 友章・金子 雅 |
| 報文 | 山陽新幹線高架橋の拡幅における基礎工の対応－厚狭新駅設置および博多駅九州新幹線乗入れに伴う高架橋拡幅工事の事例より－ | 近藤 政弘・岡田 康司・吉永 一義 |
| 報文 | 阪神電気鉄道神戸三宮駅改良工事－地下駅の大改造－ | 増見 雅臣 |
| 報文 | 中央線御茶ノ水駅における人工地盤基礎杭の施工前検討 | 小笹 文彦・杉崎 向秀・吉井恭一朗・高野 裕亮 |
| 報文 | 東京駅北通路周辺整備工事 | 加藤 精亮・渡邉 大輔・赤尾 欽正 |
| 報文 | 大江戸線勝どき駅改良工事 | 漆山 明 |
| 報文 | 京王電鉄京王線（笹塚駅～仙川駅間）連続立体交差事業の概要 | 藤井 一郎・石井 克茂 |
| 報文 | 東北沢～世田谷代田間の複々線化事業および連続立体交差事業 | 伊藤 正樹 |
| 報文 | 竹ノ塚駅付近連続立体交差事業に伴う既設橋上駅舎のアンダーピニング | 北川 雄基 |
| 報文 | 京浜急行大師線連続立体交差事業 | 矢野栄二郎 |
| 報文 | 東京メトロ有楽町線小竹向原～千川間連絡線設置に伴う改良工事－既設構造物の受替えに吊り補強やプレキャスト部材を用いた事例－ | 坂田 聡・小松 賢矢 |
| 報文 | 東京メトロにおける東西線輸送改善施策 | 鈴木 章悦 |
| 報文 | ＮＡＴＭおよび開削工法による供用中のトンネル拡幅工事 | 近藤誠一郎・町永 正樹・渡部 隆広 |
| 報文 | 熊本県の既設トンネル拡幅事例：下田隧道 | 上野 晋也・本多 生吾 |
| 報文 | 大口径リバース杭工事における逸液・塑性化対策－近畿自動車道守口ジャンクション工事－ | 西山 晶造・大田 佳紀 |
| 報文 | 首都高速板橋・熊野町ジャンクション間改良工事における合成構造フーチング | 山内 貴宏・齋藤 隆・兼丸 隆裕・瀬尾 高宏 |
| 報文 | 阪神高速西船場ジャンクション改築事業における既設橋梁拡幅工事 | 曽我 恭匡・杉山 裕樹・藤原 勝也・齊藤 暖 |
| 報文 | 阪神高速における更新事業 | 鈴木 威・渡辺 尚夫 |
| 連載企画 | けんせつ小町便り 第１０回 | 小宮奈保子 |
| 連載 | 次世代へ伝えたい私の思い 第６回 「基本に帰る」の励行と地盤改良技術の革新 | 垂水 尚志 |
| 連載講座 | 地盤工学・技術ノート 第４０回 盛土の地震時残留すべり計算⑳ | 龍岡 文夫・デュッテイン・アントワン・上野 和広・毛利 栄征・矢崎 澄雄東 |
| インフォメーション | セメント系固化材の利活用セミナー開催のご案内／セメント協会 | |
| 新刊紹介 | 活断層が分かる本／技報堂出版 | |
| ＴＯＰＩＣ | 日本建築学会大会（九州）パネルディスカッションの報告 | |
| 新刊紹介 | 住宅を対象とした液状化調査・対策の手引書／（一社）レジリエンスジャパン推進協議会 | |
| インフォメーション | 第８回パイルフォーラム技術交流会 開催のご案内／パイルフォーラム（株） | |
| 読者アンケート |
〈編集趣旨〉
高度成長期あるいはそれ以前に建設された様々な構造物が築造後数十年を経過する中，その後の様々な環境の変化等により，特に都市圏で供用されている様々な交通系の構造物に求められる機能が，建設時のそれ以上に付加して求められることが多くなっている。
一般に，それらの構造物は公共交通構造物として市民生活の一部を担っており，機能向上のために構造物の使用を停止し，解体・新設することは社会的影響を考慮すると事実上困難であり，現有機能を確保しつつ，供用しながら構造物をリニューアルすることが多い。
そこで本特集では，供用中の都市圏の鉄道や道路の既存構造物をリニューアル（改良，改造，更新，修繕等）することにより新たな機能を付加したり，既存の機能の向上を果たした事例を幅広く紹介しており，今後，社会資本のリニューアルに従事される方の一助となれば幸いである。